借入比率の計算式

 

借入比率の計算式

銀行から融資を受ける場合には審査をクリアしなければなりません。銀行側としてはできるだけ信頼できる、つまりしっかりと返済してくれる相手にお金を貸す必要があります。とくに企業に融資を行う場合には経済状況の確認が不可欠です。たとえばいくら売り上げが多い企業でも借入金が多い場合には破綻の危険性が高いと判断されるのです。

 

そんな企業の経営状況を確認する手段のひとつが借入比率です。これは簡単に言えば資産総額に対して借入金がどの程度占めているかを示す数字です。なお、この借入金は有利子負債が対象となります。

 

いくら資産が多くても借入金が多い場合にはその企業の経営状況は厳しいと判断されます。その資産がすべて現金ということはありませんから、総資産が借入金を上回っていたとしてもすぐに返済できるわけではありません。そして借入金は利子によってどんどん増えていくことになります。ですから比率が高ければ高いほど時間の経過によって経営状況が悪化していくことが予想されます。

 

この借入比率の算出方法はシンプルなもので、「有利子負債÷総資産」で算出することができます。

 

また、金利の上昇によって経営が厳しくなるケースも考えられます。ただ、必ずしも借入比率の高さがマイナス要因になるわけではなく、逆に借入金をもとに事業を拡大していることで大きな利益を得るチャンスを持っている場合もあります。借入比率が高ければ高いほどハイリスクハイリターンな経営状況にあるといえるでしょう。